品番 02-1146
保存刀剣 長州住仁王清正 二尺三寸五分 拵入
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種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 71.4cm |
反りCurvature | 1.5cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 3個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 30.3mm | 先幅Width at the top | 20.0mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.7mm | 先重Thickness at the top | 5.5mm |
重量Weight | 刀身620g、抜き身810g | 時代Period | 江戸時代中期 |
銘文Signature and Date | (表)長州住仁王清正 | ||
登録Registration Code | 昭和40年3月12日 山口県教育委員会 |
品番 02-1146
<体配>
鎬造り庵棟、身幅重共尋常、鳥居反りで中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は刃上がりの剣形。
<地鉄>
板目肌に杢目が交じり、地沸付く。
<刃紋>
直刃に小足が入った様な互の目、匂い口は明るい。帽子は直に入り小丸に返る。
<特徴>
長州住仁王清正、江戸時代元禄頃に長門國萩で鍛刀していた刀工です。周防国二王派は鎌倉時代前期の元久頃(1204年頃)の清綱を祖とされています。この初代清綱が周防国木崎村の二王堂が焼失した際、自作の太刀で鎖を断ち斬り二王像を救出した事から以降茎に二王の銘を入れるようになったと云われています。その後周防二王派は室町時代末まで続きます。また長門にも周防二王派から分派した集団があり江戸時代まで続きます。
本作は、古作であり美術刀剣として保存されてきた刀剣ですが、私が市場でこの刀を見つけた時、長さが二尺三寸、反りは1.5cmで頃合、その上重量は抜き身で810gと軽く居合に最適と判断し仕入れました。柄巻きは痛んでいたため巻き直し各部分をリペア調整後、新たに居合にも使える美術刀剣として販売させていただきます。
<拵え>
ハバキ:素銅地金色絵の二重。
鍔 :鉄地扇の図透かし。
縁頭 :赤銅魚子地扇と菊の図。
目貫 :赤銅地扇の図。
柄 :鮫は大きな親粒が付く、柄巻きは正絹黒の諸摘み巻きで、巻き変えたばかりです。
鞘 :黒呂。
その他:白鞘が付属
<刀剣の状態>
研ぎ: 古研ぎで、小さな薄錆が何点か有る程度です、打粉を打って手入れをしていれば、より薄くなるでしょう。
傷: 欠点に成るような傷は有りませんが、1箇所チリに小さな傷が有ります。