品番 01-1230
居合に最適
現代刀 肥後住兼定(赤松太郎兼嗣) 二尺四寸五分 拵入 白鞘付
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種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 74.2cm |
反りCurvature | 1.9cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 32.8mm | 先幅Width at the top | 22.9mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.4mm | 先重Thickness at the top | 5.8mm |
重量Weight | 刀身760g、抜き身1,060g | 時代Period | 平成 |
銘文Signature and Date | (表)肥後住兼定 (裏)依兼武氏儒鍛之 昭和乙未年六月吉日 |
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登録Registration Code | 昭和54年7月17日 熊本県教育委員会 |
品番 01-1230
<体配>
体配は身幅、重共尋常で切先は小鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻となる。
彫り物は片チリの棒樋が茎尻まで掻き通しと成る。
<地鉄>
地鉄は、良く鍛えた杢目肌が潤い、地沸微塵に付く。
<刃紋>
刃文は匂い口の絞まった細直刃に小足が入る。帽子は直に入り小丸に返る。
<特徴>
肥後住兼定、本名は木村兼定、現在の肥後住赤松太郎兼嗣刀匠の初期銘です。八代市二見町在住、師は父の兼重刀匠です。木村家は人吉藩相良家のお抱え鍛冶の流れを汲む家柄で、兼定刀匠は一家の長として赤松太郎木村家を束ねています
本作は兼定刀匠の若打ちですが、細直刃が破綻も無く焼かれており、若い頃からの技量の高さがうかがえます。またバランスも良く手持ちが軽いため。居合に最適です。
<拵え>
ハバキ:素銅地金着二重、樋の部分にキッチリとはまるように成っています。
鍔 :鉄地海鼠透かし。
縁頭 :銀無垢肥後野道。
目貫 :銀地鯰の図
柄 :鮫は親粒が付き巻き鮫、柄巻きは牛革スエード黒の諸捻り巻きです。今回、鮫革を新品に張り変え、柄糸も新品に巻き変えました。
鞘 :黒呂(本漆)、白鞘とつなぎが付属。
その他:拵は、鞘師で武道家でも有った、故三上氏の作品と推測され、居合用にしっかりと作り込まれています。また付属の鞘は控え鞘として使用されていたため、痛みは殆ど有りません。
<刀剣の状態>
研:古研ぎのため、少しヒケが有ります。
傷: 傷は有りません。