品番 01-1460
伊豆の名工、居合に最適、替え鞘付
現代刀 伊豆住竜義作 二尺五寸五分 拵入
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種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 77.4cm |
反りCurvature | 1.8cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 32.1mm | 先幅Width at the top | 22.7mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 6.9mm | 先重Thickness at the top | 5.0mm |
重量Weight | 刀身720g、抜身1,040g | 時代Period | 平成 |
銘文Signature and Date | (表)伊豆住竜義作 (裏)平成十一年三月吉日 |
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登録Registration Code | 平成11年4月21日 静岡県教育委員会 |
品番 01-1460
<体配>
鎬造り庵棟、身幅重尋常やや平肉付、鳥居反りで中峰。茎は生で化粧鑢がかかる、茎尻は栗尻。
彫物は片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。
<地鉄>
板目肌が良く詰み、処所柾かかり、地沸良く付き、地景入る。
<刃紋>
刃紋は互の目が湾れ、小互の目、丁子風の刃が交じり、足入り、刃緑は沸がよくつき銀筋はしり、砂流し栄んにかかり、刃中は金筋が入る。
帽子は乱れ込み小丸に返る。
<特徴>
伊豆住竜義、本名は榎本栄一郎、銘は貞義とも切る、昭和26年生まれ、榎本貞人刀匠は弟、静岡県三島市住。
月山貞勝の高弟の一人である父、榎本湧水子貞吉氏に鍛刀の技を学ぶ。湧水子貞吉氏は当代きっての名人と
いわれ、月山門下ということもありその地鉄は強いものとなり、相州上工をねらった沸づき刃中よく働いた
ものとなる。竜義刀匠の鍛えも一見すると小板目がつんではいるものの、仔細に観察するとよく錬れた強い
鍛えであることに気づかされる。また、湧水子貞吉氏は刃味が優れていることで知られているが、竜義刀匠
の製作した刀剣もよく切れるという。新作刀展では優秀賞初め、奨励賞、努力賞とあまたの賞を受賞してい
る名工です。
本作、二尺五寸五分も有る長寸の刀ですが、茎が長くバランス良く作られています。拵も古い金具を使い上品
にまとめられています。鞘も2本付いており、直に居合に使えます。
<拵え>
ハバキ:素銅時金着一重の庄内。
鍔 :鉄地鶴丸透かし。
縁頭 :肥後鉄錆地桜唐銀象嵌。
目貫 :赤銅地秋草の図
柄 :柄は親粒が付き巻鮫、柄巻きは豚表革焦げ茶の諸摘み巻き。
鞘 :黒呂鞘と紺色鞘、2本が付属。
<刀剣の状態>
研:概ね良好です。
傷: 欠点になるような傷は有りません。