品番 02-1211
特別貴重刀剣、古刀
無銘(宇多國宗) 二尺四寸一分 拵入 白鞘
Mid Muromachi era(1429-1466) Mumei sword, attributed to Uda Kunimune
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種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 73.0cm |
反りCurvature | 2.7cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 30.5mm | 先幅Width at the top | 18.5mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.40mm | 先重Thickness at the top | 4.5mm |
重量Weight | 刀身670g、抜き身960g | 時代Period | 室町時代中期 |
銘文Signature and Date | 無銘 | ||
登録Registration Code | 昭和42年8月3日 徳島県教育委員会 |
品番 02-1211
<体配>
鎬造り庵棟、身幅重共尋常、腰反りで反り深く中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。
<地鉄>
板目肌が流れ、写りたつ。
<刃紋>
互の目乱れで、尖り刃を交える。刃縁細かな沸が付き、砂流しかかる。帽子は乱れ込み小丸に返る。
<特徴>
宇多とは越中の國にて、鎌倉時代末の文保頃の古入道国光を祖とする刀工群であり、南北朝時代時代を経て室町時代まで続きます。鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての作品を
古宇多、室町期の作品を宇多と言います。宇多國宗はその中で数代続く代表的な刀工です。
本作、室町時代中期頃の太刀で腰反りで反りが深い優美な姿をしています。また片手打ちに移行する時代に作られた事から、茎は刀身に非して短く、時代の特徴を現しています。
<拵え>
ハバキ:素銅地銀着一重腰祐乗。
鍔 :柊影透かしの図。
縁頭 :銀無垢磨き地家紋の図(剣片喰。)
目貫 :素銅地倶利伽羅の図(剣巻龍)。
柄 :柄巻きは正絹納戸色の諸摘み巻き。
鞘 :黒呂。
その他:白鞘とつなぎが付属、白鞘は新調したてみたいで、巻かれた和紙が残っています。
<刀剣の状態>
研ぎ: 古研ぎですが目立錆は有りません。
傷: 所々に疲れ傷がありますが、鍛え割れのような大きな傷は無く、肉眼では気に成りません(写真は実物より大きいため、誇張して写っています)。