品番 02-1181
保存刀剣
無銘 宇多 二尺三寸二分 拵入
NBTHK Hozon, Mid Muromachi era sword attributed to "Uda", nice for Iai
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種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 70.4cm |
反りCurvature | 1.5cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 3個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 31.0mm | 先幅Width at the top | 20.0mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.5mm | 先重Thickness at the top | 5.5mm |
重量Weight | 刀身845g、抜き身1,140g | 時代Period | 室町時代 Mid Muromachi |
銘文Signature and Date | 無銘 | ||
登録Registration Code | 昭和44年7月30日 静岡県県教育委員会 |
品番 02-1181
<体配>
鎬造り庵棟、身幅尋常重やや厚く、鳥居反りで中峰。茎は大磨り上げで鑢目は筋違い、茎尻は一文字に切られる。
<地鉄>
板目肌が流れ、写りたつ。
<刃紋>
互の目乱れで、刃縁細かな沸が付き、砂流しかかり、刃中金筋が輝く。帽子は火炎風に掃きかけ小丸に返る。
<特徴>
宇多とは越中の國にて、鎌倉時代末の文保頃の古入道国光を祖とする刀工群であり、南北朝時代時代を経て室町時代まで続きます。鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての作品を
古宇多、室町期の作品を宇多と言います。
本作、室町時代中期頃に太刀として作られた物を、後の時代に打ち刀として磨り上げれたと思われます。コレクションも良いですが、樋が入っているので居合にも使えます。
なお保存刀剣の鑑定書については、日刀保に問い合わせたところ11月末の送付との事なので、届き次第発送させていただきます。
<拵>
ハバキ:銀無垢一重の腰祐乗。
鍔 :鉄地糸車透かし鍔。
縁頭 :鉄地獅子の図。
目貫 :獅子の図
柄 :鮫は親粒が付き、巻鮫。柄巻きは正絹黒の諸捻り巻き。
鞘 :黒呂。
<刀剣の状態>
研ぎ:古研ぎでのためヒケは有りますが、錆は有りません。
傷:肌立った箇所は有りますが、欠点に成るような傷は有りません。