品番 03-1070
無鑑査刀匠
現代刀 日州住旅泊庵主國正作之 一尺六寸一分 白鞘入
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種別Category | 脇差 | 刃長Blade length | 48.9cm |
反りCurvature | 1.75cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 36.0mm | 先幅Width at the top | 32.0mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 9.5mm | 先重Thickness at the top | 7.5mm |
重量Weight | 刀身のみ560g | 時代Period | 江戸初期 |
銘文Signature and Date | (表)日州住旅泊庵主國正作之 (裏)平成八年春 |
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登録Registration Code | 平成8年3月15日 福岡県教育委員会 |
品番 03-1070
<体配>
鎬造り庵棟、身幅太く重厚く先反りが付き豪壮。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。
<地鉄>
小板目が摘、地沸が付く。
<刃紋>
互の目や丁子風の刃で刃緑沸深く、腰の開いた刃に小のたれを少しく交え、部分的に刃中が複雑に乱れ、帽子は乱れ込み小丸に返る。
<ハバキ>
銀無垢一重の牡丹祐乗。
<特徴>
松葉国正刀匠は昭和34年生まれ。昭和58年小林康弘刀匠に弟子入りしたが師が早世したため、師の兄弟子である安藤幸夫刀匠のもとに再び入門する。平成元年作刀承認を受ける。翌年からは、毎年新作名刀展に出品し、以来、協会会長賞を始め薫山・寒山賞など受賞を重ね、松葉刀匠ならではの覇気漲る作品を続けておられる。また、氏は国内だけにとどまらず欧米を中心に、自信が嗜む合気道や剣術の演武、または講演。セミナーなどを精力的に行うなど、一刀匠の枠を超えた活躍もされている。松葉刀匠は備前長船長義を理想とし、安定した技量で以て四年連続となる特賞第一席を獲得された。なお日本美術刀剣保存協会会長賞により10回目の特賞受賞となることから、松葉刀匠は無鑑査に認定され、今後のさらなる活躍が期待される。
本作は松葉刀匠37歳時の作ですが、相伝備前を見事に焼いており、当時から抜きん出ていた才能の持っていた事が分かります。
<拵え>
白鞘が付属。
<刀剣の状態>
研ぎ: 概ね良好です。
傷: 傷は有りません。