古刀 懐剣 無銘 六寸四分 白鞘入 懐剣拵付| 日本刀・刀剣総合専門店『儀平屋』

古刀 懐剣 無銘 六寸四分 白鞘入 懐剣拵付

品番 04-1026


古刀 懐剣 無銘 六寸四分 白鞘入 懐剣拵付

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・無銘ですが室町中期の懐剣です。この時代の懐剣の特徴は、寸法が5・6寸の小振りで、ふくらが極端に枯れて、人口的に内反りをつけた平造の短刀で、元重を厚く先重を薄くして総体に刺突 に適した造り込みになったものと、やはり同じような寸法の両刃の懐剣とが作られていますが、いかにも鋭利な感じがするというのが、この時代の懐剣の特徴です。これらの懐剣は何れも、懐剣という用途の特徴から、拵をかさばらないで丈夫にするために、柄の部分あまり補強をしなくてもすぐ使えるように、茎の長さは大体握り拳一つぐらいの長さで、緊急の場合は柄に手拭のような布を巻きつけただけでも使用できるように造っていることから、刀身に比較して懐剣の茎の長さが異様に長くアンバランスの感じがします。本懐剣も長さが六寸四分で、生の元重が7.5mm程有り、先重が極端に薄く、ふくらが枯れ内反りが付、茎が長い、この時代の懐剣の特徴が良く表れています。

・平作り、庵棟、体配は元重厚、先重薄く、ふくら枯れる。地鉄は板目肌が流れ写りがある。刃文は互の目乱れ、差し裏は沸崩れる。ぼう子は乱れ込み小丸に返る。茎は生で鑢目は勝手下がり、茎尻は刃上がりの栗尻。
・ハバキは銀無垢一重。

<拵>
      拵は女持の懐剣拵で、黒漆の上に蒔絵で菊の花が描かれています、柄は千段刻みで、栗形は瓢箪形、コジリは猪目の透かしが入ります。状態は漆の剥落が多く修復が必要です。  

<刀剣の状態>
研ぎ: 古研ぎで、全体に曇っています。
傷: 差し裏の平地に地荒れのような小さな傷が有ります。

品番 04-1026

  
種別Category 短刀 刃長Blade length 19.4cm
反りCurvature なし 目釘穴a rivet of a sword hilt 2個
元幅Width at the bottom part of blade 23.0mm 先幅Width at the top 16.3mm
元重Thickness at the bottom part of blade 6.5mm 先重Thickness at the top 4.5mm
重量Weight 刀身のみ100g 時代Period 室町中期
銘文Signature and Date 無銘
登録Registration Code 昭和49年5月10日 秋田県教育委員会
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