品番 02-1237
綾杉肌の逸品、バランス最高、居合にも最適
現代刀 伊豆住貞人作 二尺四寸一分六厘 拵入
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種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 73.2cm |
反りCurvature | 2.0cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 31.2mm | 先幅Width at the top | 21.7mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.3mm | 先重Thickness at the top | 5.0mm |
重量Weight | 刀身680g、抜き身950g | 時代Period | 昭和 |
銘文Signature and Date | (表)伊豆住貞人作之 (裏)昭和甲子冬 |
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登録Registration Code | 昭和59年12月19日 静岡県教育委員会 |
品番 02-1237
<体配>
体配は身幅、重共尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は栗尻となる。
彫り物は片チリの棒樋が茎尻まで掻き通しと成る。
<地鉄>
板目肌よく練れて明瞭な肌目を現し、大杢目肌連なり綾杉肌となる。地沸が厚く付き、綾杉肌目に沿って地景が頻繁に表出して美しい肌合いを醸す。
<刃紋>
湾れを基調として互の目や小乱れを交え、沸、匂いともに柔らかく付いて、刃縁には打ちのけ、金筋、砂流しがしきりとかかるかかり、平地の地景に
呼応した豊かな働きがあり、美しい刃文を醸す。帽子の焼幅は広く、一枚風となりここにも杢目状の沸筋がある。/p>
<特徴>
伊豆住貞人、本名は榎本栄七郎、静岡県三島市在住、師は父の榎本貞吉刀匠、新作刀展で数多くの賞を受賞する。
父の貞吉刀匠は、月山貞勝の門で、人間国宝の月山貞一、高橋貞次と並ぶ名手として名高い。また貞吉刀匠は師である月山貞吉の綾杉肌を継承したことでもよく知られている。
本作は、その息子である榎本貞人刀匠の綾杉で有るが、名工貞吉刀匠のご子息だけの事があり、素晴しい綾杉を破綻無く焼いている。綾杉肌の長い刀は珍しく、重量も軽く
バランス良く、樋深く樋鳴りも良い音で、居合にも最適です。月山伝綾杉肌の刀で居合を抜くと言うのは最高ではないでしょうか!是非この機会を逃さず、手に入れて下さい。
<拵え>
ハバキ:銀無垢金鍍金一重の腰祐乗。
鍔 :松樹透かし。
縁頭 :鉄地肥後菊花金象嵌。
コジリ:鉄地肥後菊花金象嵌。
目貫 :土筆の図
柄 :鮫は親粒が付く、柄巻きは正絹濃い金茶の諸摘み巻きです。
鞘 :ワイン艶。
<刀剣の状態>
研:良好です。。
傷: 傷は有りません。