品番 02-1214
居合にも使えます。
古刀 大磨り上げ無銘 二尺三寸二分 拵入 白鞘付
Late Muromachui era(1466-1507) Osuriage Mumei sword, light and well balanced Iai Shinken
- 商品価格(税込)
- 商談中
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 70.2cm |
反りCurvature | 1.2cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 3個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 27.5mm | 先幅Width at the top | 20.5mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 6.0mm | 先重Thickness at the top | 5.5mm |
重量Weight | 刀身610g、抜き身840g | 時代Period | 室町後期 |
銘文Signature and Date | 無し | ||
登録Registration Code | 昭和48年5月18日 岐阜県教育委員会 |
品番 02-1214
<体配>
鎬造り庵棟、身幅やや細く、重尋常、鳥居反りで中峰がやや延びる。茎は四寸程磨り上げられ切鑢がかかる、茎尻は一文字に切られる。
<地鉄>
板目肌、鎬地は柾目と成り、地沸付く。
<刃紋>
尖り互の目、匂口明るく、三本杉を焼く。帽子は乱れ込み弛み小丸に深く返る。
<特徴>
本作、元々は長さが二尺六寸ほど有った太刀で、後世に打刀として磨り上げられた物だと思います。茎の鑢目も磨り上げ時に切鑢をかけられているため、
元々の鑢目は不明です。しかしながら鎬地の柾目が強いところから室町時代の関の刀と思われます。刃紋は三本杉ですが兼元とは少し違うような感じです。
どの刀工の作か研究するのも楽しいでしょう。拵は新しく、重量軽くバランスが良いので、居合にも使えます。
<拵え>
ハバキ:銀無垢一重の腰祐乗。
鍔 :鉄地高波透かし。
縁頭 :銀地肥後波の図(コジリと一作)。
コジリ:銀地肥後並の図。
目貫 :倶利伽羅(剣巻龍)、逆目貫。
柄 :柄巻きは表革黒の諸捻り巻き。
鞘 :乾漆の暗朱。
その他:白鞘とツナギが付属。
<刀剣の状態>
研ぎ: 古研のため、ヒケが有りますが、地刃は良く見えます。
傷: 差裏の帽子(平地)に細い筋の様な割れが有りますが、それ程気に成りません。その他は特に欠点に成るような傷は有りません。