新作刀　弘次作　二尺三寸　白鞘入 | 日本刀・刀剣総合専門店『儀平屋』

・弘次、本名は満足弘次、長船の刀剣博物館にて作刀している実力派の刀匠。本作品は地沸の付いた柾目肌に逆丁字を焼いた弘次刀匠こだわりの逸品です。また本作品は昨年の第六十六回刀剣研磨・外装技術発表会の入選作で、作品を際立たせるため、研ぎは言うに及ばず、白鞘、金着ハバキ等も一流の物が付いています。

・鎬造、庵棟、身幅尋常重厚く、反り強く、大鋒。地鉄は柾目肌が流れ、地沸が付く。刃紋は逆丁字、焼き幅に高低を付け変化を持たせている。鋩子は乱れ込み先尖り小丸に返る。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は浅い栗尻と成る。彫り物は表裏に片チリの棒樋が茎中程に掻き流しと成る。 ハバキは素銅に金着の一重。

<刀身の状態>
・研ぎ：コンクール用の上研ぎで、研ぎ上げたばかりです。
・傷：傷は有りません。