現代刀　因州浜坂住 天龍子秀寿作之　二尺三寸六分　白鞘入 | 日本刀・刀剣総合専門店『儀平屋』

・天龍子秀寿作之、本名は金崎秀寿、昭和19年生まれ、鳥取市在住、父の天日斎助寿刀匠に師事する。本作品は秀寿刀匠29歳頃の作、姿は豪壮で力強いが茎の仕立ては繊細で上品な逸品です。

・鎬造、庵棟、身幅太く重厚く、反り尋常、中鋒。地鉄は大板目で、地沸が付き地景が光る。刃紋は互の目乱れ、刃縁に砂流しがかかる、鋩子は乱れ込み小丸に返る。茎は生で鑢目は化粧鑢、茎尻はは上がりの栗尻と成る。 ハバキは素銅に銀着の一重。

<刀身の状態>
・研ぎ：古研ぎで全体がくもっていますが、鑑賞には差し支えありません。
・傷：欠点になるような傷は有りません。