貴重刀剣 磨り上げ無銘 同田貫 二尺四寸二分 拵入 | 日本刀・刀剣総合専門店『儀平屋』

貴重刀剣 磨り上げ無銘 同田貫 二尺四寸二分 拵入

品番 02-1080


貴重刀剣 磨り上げ無銘 同田貫 二尺四寸二分 拵入

・同田貫は九州肥後国菊池の同田貫を本拠地に、永禄頃から活躍した肥後刀工の一群で延寿派の末流とされる。銘を九州肥後同田貫、肥後州同田貫、肥後国菊池住同田貫などと切り、また個銘もある。 中でも加藤清正から一字を授かったという切銘の正国(九州肥後同田貫藤原正国、または上野介)が一番知られ、清正の抱えであったとも伝えられる。装飾を全くと言っていいほど加えず、あくまでも断ち斬る事を目的に した剛刀と呼ばれるたぐいの刀である。本刀は一寸一分ほど磨り上げられているが未だ二尺四寸二部有り、元々は可成り長寸で、体配からみて元和から寛永くらいの同田貫と思われる。

・鎬造、庵棟、身幅尋常、重厚く、反り頃合、中鋒。地鉄は板目肌が流れ、白気る。刃紋は直の乱れ刃・小丁字など交じり、小足、葉よく入る。鋩子は直ぐに入り小丸に返る。茎は磨り上げで鑢目は切り、茎尻は一文字と成る。 ハバキは素銅に銀着の二重。

       

<拵>
・拵は時代の物です。縁は赤銅魚子じ菊の図金色絵で後藤系かと思われます。鮫は親粒が付き巻鮫。目貫は素銅地雉子の図で表が雄、裏が雌の図柄です。柄巻きは正絹黒の諸摘み巻き。鍔は鉄地桐透かし。鞘塗りは黒呂で鐺の水牛の角が少し欠けています。

<刀身の状態>
・研ぎ:研ぎは古研ぎでヒケ傷やくもりが有りますが、目立つような錆は有りません。
・傷:欠点に成るような傷は有りません。

品番 02-1080

  
種別Category 刃長Blade length 73.5cm
反りCurvature 1.7cm 目釘穴a rivet of a sword hilt 一個
元幅Width at the bottom part of blade 30.5mm 先幅Width at the top 21.0mm
元重Thickness at the bottom part of blade 7.5mm 先重Thickness at the top 5.5mm
重量Weight 刀身のみ830g、抜き身1070g 時代Period 江戸時代
銘文Signature and Date (表)無銘
登録Registration Code 昭和41年11月28日 佐賀県第227号(平成25年10月15日再交付)
Clip to Evernote  

▲このページの先頭に戻る

TOPに戻る

メニュー
商品ガイド
その他