保存刀剣 波平安正 二尺三寸八分 薩摩拵入 白鞘付 | 日本刀・刀剣総合専門店『儀平屋』

保存刀剣 波平安正 二尺三寸八分 薩摩拵入 白鞘付

品番 02-1074


保存刀剣 波平安正 二尺三寸八分 薩摩拵入 白鞘付

FAX用ご注文書ダウンロード お問い合わせご相談はコチラ ご注文はコチラ

・波平安正「谷山波平」、本名は橋口兵衛門、初銘は「安吉」と切る。波平五十七代安行の次男で、分家して谷山の堀に住んだので「堀の波平」と呼ばれる。刃長二尺四寸反り三分三厘鎬作り庵棟、長寸の刀で、反り浅く元先の幅に差が有り、鎬高く重厚く十分な重量が有る。地鉄は板目肌が良く摘んで小板目調となり刃縁は柾目が強く地沸厚き地景も入る。刃紋は直調の小互ノ目が基調ですが物打辺が盛り上がりさかんに沸づき、刃中は金筋がかかる。鋩子は乱れ込み掃きかけ小丸に返る。茎は生で檜垣鑢がかかり、茎尻は刃上がりの栗尻となる。
ハバキは白鞘用が素銅に金着の一重、拵用に素銅と赤銅の二重ハバキが付く。

<拵>
・拵は本歌の薩摩拵で幕末に作られた物です。柄前は内反り縁頭は鉄地で星がつき頭と縁には金の五本骨扇紋がつく。柄に鮫は着せてなく漆を塗っただけで目貫は有りません、柄巻きは正絹の白で平巻き。鍔は掟通りの小型で鉄地長丸型波千鳥の図、鞘は黒呂で返り角(おたま杓子)がつき、鐺は鉄地の無骨なものがつく。

<その他>
・幕末の示顕流薩摩拵が付いた波平です、鉄製の無骨な縁頭に金の五本骨扇紋が付き、柄巻きも正絹の白を巻いていることから、有る程度身分の高い藩士の差料だったと思われます。

<刀剣の状態>
・研ぎ:研ぎは古研ですが錆は無く、地刃も良く見えます。
・傷:傷は差し表の物打ち辺の地刃の境に柾割れが有るだけで、その他は健全です。

品番 02-1074

  
種別Category 刃長Blade length 72.8cm
反りCurvature 1.0cm 目釘穴a rivet of a sword hilt 1個
元幅Width at the bottom part of blade 31.3mm 先幅Width at the top 19.5mm
元重Thickness at the bottom part of blade 8.8mm 先重Thickness at the top 6.0mm
重量Weight 刀身のみ910g、抜き身1240g 時代Period 江戸時代(元禄頃)
銘文Signature and Date (表)波平安正
登録Registration Code 昭和47年1月13日 東京都第166808号
Clip to Evernote  

FAX用ご注文書ダウンロード お問い合わせご相談はコチラ ご注文はコチラ

▲このページの先頭に戻る

TOPに戻る

メニュー
商品ガイド
その他