品番 01-1278
大業物
現代刀 関住正直作 二尺四寸四分 拵入
- 商品価格(税込)
- 完売致しました
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 74.0cm |
反りCurvature | 1.5cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 2個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 34.0mm | 先幅Width at the top | 26.0mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.5mm | 先重Thickness at the top | 5.5mm |
重量Weight | 刀身:925g、抜き身:1,270g | 時代Period | 平成 |
銘文Signature and Date | (表)関住正直作 (裏)平成十六年八月日 |
||
登録Registration Code | 平成18年6月13日 岐阜県教育委員会 |
品番 01-1278
<体配>
体配は鎬造り庵棟、身幅太く重やや厚く、鳥居反り、中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は刃上がりの栗尻と成る。
<地鉄>
板目肌に杢目肌が交じり、地沸付く。
<刃紋>
互の目乱れで、刃緑荒沸が付く、帽子は刃紋成りに乱れ込み小丸に返る。
<特徴>
関住正直、本名は中田勝郎。岐阜県関市在住で義父の兼秀刀匠に師事する。正直刀匠の刀は戸山流の方が良く使っておられ、故河野貞光刀匠に匹敵する隠れた大業物として、試斬を
されている方々の中では有名でしたが、本年2月16日に他界されました。
本作品は、正直刀匠の全盛期に作られた作品です、ちょうど関では正直刀匠が良い鋼を手に入れたと言う噂がたった頃です。体配は豪壮ですが手持ちのバランスが良い。今回販売に当たり研ぎ直しました、研ぎは弊社契約の研師が刃先を1mmづづ角度を変えて研ぎあげた物で、凄まじい切れ味です。
ハバキ元に細い割れが有りますが、醜い物では無く一見すると銀筋の様に見え、この時分の正直刀匠の作品に良く見かけられた特徴です。しかし切れ味や耐久性には何ら関係有りません。
拵は見た感じ濃州堂で作られた物と思われますが、柄巻きは新品に巻き変え、鞘は塗り替えました。この機会に正直刀匠の全盛期の刀を、ぜひ手に入れて下さい。
<拵え>
ハバキ:銀無垢一重腰祐乗。
鍔 :鉄地木瓜形雲板透かし。
縁頭 :銀無垢講武所(濃州堂製)。
コジリ:銀無垢講武所(濃州堂製)。
目貫 :素銅地土筆の図。
柄 :親粒が付く、柄巻は牛表革焦茶色の諸捻り巻き(新品)。
鞘 :黒石目(塗り替えたて)。
<刀剣の状態>
研:研ぎ上がったばかりです。
傷: ハバキ元に細い割が有りますが醜い物では有りません、他に傷は有りません。