品番 01-1245
平成の大業物
現代刀 関住正直作 二尺四寸九分 拵入
- 商品価格(税込)
- 売約済み
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 75.6cm |
反りCurvature | 2.0cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 33.5mm | 先幅Width at the top | 25.9mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.1mm | 先重Thickness at the top | 6.0mm |
重量Weight | 刀身:965g、抜き身:1,300g | 時代Period | 平成 |
銘文Signature and Date | (表)関住正直作 (裏)平成二十五年三月日 |
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登録Registration Code | 平成25年4月12日 岐阜県教育委員会 |
品番 01-1245
<体配>
体配は鎬造り庵棟、身幅重共尋常、鳥居反り、中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は刃上がりの栗尻と成る。
<地鉄>
杢目肌が良く詰み、地沸付く。
<刃紋>
焼き幅の広いのたれ調の直刃を焼く、帽子は直ぐに入り小丸に返る。
<特徴>
関住正直、本名は中田勝郎。岐阜県関市在住で義父の兼秀刀匠に師事する。正直刀匠の刀は戸山流の方が良く使っておられ、故河野貞光刀匠に匹敵する隠れた大業物として、試斬を
されている方々の中では有名でしたが、本年2月16日に他界されました。
本作品は、粗仕上げで使用されていた物を弊社が買い取り、刀身を一から弊社契約の研師が刃先を1番2番3番と数ミリづづ角度を変えて研ぎあげた物で凄まじい切れ味です。
柄も元から付いていた柄を削って握り易い様に形状を整え、スエードの黒を巻きました。鞘は鯉口があまり痛んでいなかったのでそのままです。使用された回数は少なかったのでしょう。
平成の大業物の正直刀匠の作品をお見逃し無く。
<拵え>
ハバキ:銀無垢一重腰祐乗。
鍔 :鉄地向日葵の図。
縁頭 :水仙図。
目貫 :秋草の図。
柄 :黒鮫鮫、柄巻は牛スエード黒の諸捻り巻き。
鞘 :黒呂
<刀剣の状態>
研:研ぎ上がったばかりです。
傷: 傷は有りません。