品番 01-1231
居合に最適
現代刀 鉄山子信吉 二尺四寸 拵入
- 商品価格(税込)
- 完売致しました
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 72.6cm |
反りCurvature | 1.3cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 33.0mm | 先幅Width at the top | 22.3mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 6.3mm | 先重Thickness at the top | 4.9mm |
重量Weight | 刀身750g、抜き身1,025g | 時代Period | 平成 |
銘文Signature and Date | (表)鉄山子信吉 八十四才作 (裏)平成十六年三月日 |
||
登録Registration Code | 平成16年12月20日 岩手県教育委員会 |
品番 01-1231
<体配>
体配は身幅、重共尋常で腰反り、切先は中鋒。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は剣形となる。
彫り物は片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。
<地鉄>
小板目肌よく詰み、地沸微塵につき、細かな地景顕われ、映り立つ。
<刃紋>
湾れに互の目、尖り心の刃交じる。刃緑小沸つき、砂流しかかり、小足よく入る。刃中は葉働き、金筋が入る。帽子は乱れ込み、小丸に返る。
<特徴>
鉄山子信吉、本名は菅原平、岩手県一関市在住、大正8年生まれ、師は法華三郎信房刀匠。信吉刀匠は日本刀の源流と称される「舞草刀(もくさとう)」の復元に情熱を注ぎ、自ら製炭、砂鉄を採取し精錬から鍛刀までの工程を自力で行いその伝統技法を継承している稀な刀匠で、全国の刀匠の中から指名を受け、餅鉄(べいてつ)のみによる鍛刀を試みて成果を挙げた唯一の刀匠です。また新刀制作展に於いても18回入選を果たす等、作品も上手で技術的にも高い評価を得ています。
本作は88歳の作品で、この当時でもで大刀2振り、小刀2振りまでを鍛刀していました。作刀数の少なさからも作品の貴重性は言うまでも無く、なかなか御目にかかれない現代の名匠の名刀ということになります。
<拵え>
ハバキ:素銅地金着二重。
鍔 :鉄地抱冥加雁金図。
縁頭 :銀無垢磨き地鯰の図。
目貫 :鯰の図。
柄 :鮫は親粒が付き巻き鮫、柄巻きは牛表革の諸捻り巻き。(柄は新調しました)
鞘 :黒呂。
<刀剣の状態>
研:古研ぎですが、概ね良好です。
傷: 差し表の中程の樋中に小さな傷が有りますが、その他に傷は有りません。