品番 01-1163
特別貴重刀剣
無銘 三原 二尺三寸五分 白鞘入 拵付
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・三原派は備後国にて繁栄した一派で、鎌倉末期より室町時代末期に至るまで繁栄しました。鎌倉末期から南北朝期の作を古三原と称し、室町時代中期までの物を三原、室町時代後期の物を末三原 と称する。また末三原の中でも銘を三原住貝□□と切る物を貝三原と称します。本作は鑑定書の「三原」の上部に書かれていた字が削られていますが、作風から見て貝三原と思われます。元々は二尺七、八寸の太刀として作られた物で、後の時代に四寸程磨り上げ、打ち刀にした物と思われます。
・鎬造、庵棟、身幅重尋常、反り尋常、中鋒。地鉄は板目鍛えに杢交じり、地沸付く。刃文は中直刃に小足が入り、匂口締まりごころに小沸つき、刃縁にほつれ、二重刃、喰違刃、細かな砂流しかかる。帽子は掃きかけ尖り気味に返る。茎は磨り上げで切鑢がかかり茎尻は一文字に切られる。
・ハバキは素銅に金銀着一重の大阪ハバキ。
<その他>
・拵は時代の打刀拵で、縁頭は真鍮地魚子地金鍍金葵の図で底板に「後藤光寿(花押)」の銘が入る。鮫は親粒が付き巻鮫、目貫は龍の図(金無垢の可能性有)、柄巻は正絹黒の諸摘み巻きです。鍔は赤銅地に金覆輪の献上鍔、切羽は素銅地金着、鞘塗りは乾漆石目の黒です。
<その他>
・磨り上がられた事から茎が長くなりバランスが良く、傷も無く古い刀の居合用真剣をお探しの片には最適な一振りです。
<刀身の状態>
・研ぎ:研ぎの状態は古研ぎですが、概ね良好です
・傷:欠点に成る様な傷は有りません。
品番 01-1163
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 72.2cm |
反りCurvature | 1.4cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 2 個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 28.2mm | 先幅Width at the top | 18.8mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 6.8mm | 先重Thickness at the top | 4.7mm |
重量Weight | 刀身のみ625g、抜き身980g | 時代Period | 室町時代 |
銘文Signature and Date | 無銘 | ||
登録Registration Code | 昭和52年4月11日 岡山県教育委員会 |