昭和刀 濃州住森兼治作 二尺三寸 拵入 | 日本刀・刀剣総合専門店『儀平屋』

現代刀 肥前國忠孝作 二尺三寸九分 拵入り

品番 01-1148


昭和刀 濃州住森兼治作 二尺三寸 拵入

・濃州住森兼治、戦前の関の陸軍受銘刀匠で本名は森良太郎。
刃長二尺三寸反り五分鎬作り庵棟、体配は鳥居反りで反り尋常重厚く中鋒と成る。地鉄は杢目肌が詰み地沸付く、刃紋は互の目で尖り刃が交じる。
鋩子は刃紋成りに入り小丸に返る。茎は生で鑢目は鷹の羽で茎尻は刃上がりの栗尻と成る。
彫り物は表裏に片チリの棒樋がハバキ元で丸留と成る。
・ハバキは素銅一重の腰祐乗。

<拵>
・拵は鞘を新調しました、柄は既存の物ですが誂えだと思います。縁頭、目貫、鍔は一作で素銅地海老の図です。柄巻きは正絹の焦茶で諸捻り巻き、鞘は鯉口の刃側15cmくらいに補強を入れ松皮の焦茶で塗りました。

<その他>
・戦前に軍刀として作られた刀ですが二尺三寸と長さが有る事から無鍛錬では無く、エアーハンマーを使った古式半鍛錬の刀身だと思われます。茎には粗悪品では無い証に品質保証マーク”関”が残っています。
(古式半鍛錬とは古式鍛錬をエアーハンマーにより機械化したもので、鍛錬回数を半分に減らした等の意味では無い)
 金具類も海老の一式で縁起の良い物が付いています。

<刀剣の状態>
・研ぎ:研ぎの状態は古研ぎで地刃が良く見えませんが、目立つような錆は有りません。
・傷:欠点に成るような傷は有りません。

品番 01-1148

種別Category 刃長Blade length 二尺三寸
反りCurvature 五分 目釘穴a rivet of a sword hilt 1個
元幅Width at the bottom part of blade 32.5mm 先幅Width at the top 20.5mm
元重Thickness at the bottom part of blade 8.0mm 先重Thickness at the top 5.0mm
重量Weight 刀身のみ740g、抜き身1070g 時代Period 昭和
銘文Signature and Date (表)濃州住森兼治作
登録Registration Code 昭和30年5月4日 大阪府第16681号
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