昭和刀 関住福田兼丈作 二尺三寸二分 本拵入| 日本刀・刀剣総合専門店『儀平屋』

昭和刀 関住福田兼丈作 二尺三寸二分 本拵入

品番 01-1113


昭和刀 関住福田兼丈作 二尺三寸二分 本拵入

・関住福田兼丈、本名福田丈太郎、戦前の関鍛冶です。
刃長二尺三寸二分反り四分、鎬造庵棟。体配はやや腰反りで中鋒ろ成る。地鉄は異鉄を混ぜて鍛錬した柾目に地沸付く、刃紋は沸出来の 中直刃がやや湾れる。鋩子は直ぐに入り小丸に返る。茎は生で鑢目は鷹の羽、茎尻は刃上がりの栗尻。
・ハバキは素銅一重磨き地の金鍍金

<拵>
・拵は前所有者が居合用に誂えた物だと思います。縁頭は素銅製で笹の図です。目貫は龍の図、柄糸は正絹の鉄色で諸捻り巻きです。鍔は鉄地木瓜形竹梅の図金象嵌、鞘塗りは黒呂です。

<その他>
・非常に珍しい作り込みの刀身、俗に言う練り物だと思います。
  材料に異なる鉄を混ぜて鍛錬する事により、柾目肌が異鉄にて強調されています。
  一見柾割れの用に見えますが、傷では有りません、あくまでも地模様を強調したもので、勿論本鍛錬の刀身です。
  拵がしっかりしているので、試斬に直使えます。   また研にかけても面白いでしょう。

<刀剣の状態>
研ぎ: 研ぎは古研で地刃が良く見えませんが、刃は立っています。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。

品番 01-1113

  
種別Category 刃長Blade length 70.4cm
反りCurvature 1.2cm 目釘穴a rivet of a sword hilt 1個
元幅Width at the bottom part of blade 30.2mm 先幅Width at the top 21.1mm
元重Thickness at the bottom part of blade 6.9mm 先重Thickness at the top 4.7mm
重量Weight 刀身700g、抜き身985g 時代Period 昭和
銘文Signature and Date (表)関住福田兼丈作
登録Registration Code 平成7年4月20日 兵庫第109391号
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