品番 01-1095
昭和刀 皇敵無骨源盛高 二尺一寸一分五厘 拵入り
- 商品価格
190,000円(税抜)199,500円(税込)
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・初代の金剛兵衛源盛高は、鎌倉時代の永仁の頃、筑前國太宰府、宝満山の僧門で修験道者の刀を鍛えていたのが始まりです。その後、江戸時代の寛永年間に肥後國の大名、細川三斎公に従い、熊本に移住し現在の八代市の妙見宮の修験道者の刀鍛冶として幕末まで続きます。明治維新後は打ち刃物の製作を主に置きましたが、作刀技術は綿々と受け継がれ、本作品の製作者二十五代源盛高は陸軍受命刀匠を拝命しています。本刀は昭和19年の作品ですが、無鍛錬の粗悪品では無く、注文打ちの素晴しい物です。
刃長二尺一寸一分反り五分八厘、鎬造り庵棟、体配は中間反りで身幅太く重厚く、切っ先は中切っ先と成る。地鉄は板目肌が流れ地沸付く、刃紋は互の目で小足入り、帽子は刃紋成りに入り中丸に返る。茎は生で鑢目は切り、茎尻は金剛兵衛独特の卒塔婆形と成る。
ハバキは銀無垢一重。
<拵>
・拵は最近作られて物で金具類も現代物だと思います。縁頭は鉄地黒染肥後野道、目貫は赤銅蝶の図、柄巻きは正絹黒の諸捻り巻きです。鍔は鉄地肥後、鞘は千段刻みで割れ等は無いですが、塗りは少し痛んでいます。他に白鞘が付属します(つなぎは無し)。
<その他>
・物打ちと切っ先に間に小さな刃毀れが有りますが、試斬には影響無いでしょう。本鍛錬の昭和刀なので良く切れると思います。価格も安く拵もしっかりしているので試斬に最適の一振りです。
<刀剣の状態>
研ぎ: 研ぎは古研ぎです。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。
品番 01-1095
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 二尺一寸一分五厘(約64cm) |
反りCurvature | 五分八厘(約1.7cm) | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 32.2mm | 先幅Width at the top | 21.3mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.0mm | 先重Thickness at the top | 5.0mm |
重量Weight | 刀身700g、抜き身945g | 時代Period | 昭和 |
銘文Signature and Date | (表)昭和甲申十月辻巌佩之(裏)皇敵無骨源盛高花押 | ||
登録Registration Code | 昭和26年3月30日 熊本県第2796号 |