品番 01-1047
委託品
保存刀剣 無銘 海部 二尺三寸五分六厘 本拵入り 白鞘付き
- 商品価格
380,000円(税抜)399,000円(税込)
恐れ入りますが本商品は売り切れとなりました。
・海部刀は元々阿波國、現在の徳島県南部にて南北朝期から活躍していた刀工集団で、長曽我部氏が侵攻してからは一時衰退したが、蜂須賀氏が阿波國に入府後は制作地を海部から徳島城下に移転させ、作刀は幕末まで続きます。刃長二尺三寸五分六厘反り六分五厘、鎬作り庵棟、刀身は重厚く身幅尋常、反りは鳥居反り、切っ先は中切っ先。地鉄は板目肌ですが、板目の模様が浮かびあがり、その板目肌に絡みつくように焼かれた妖艶な刃紋で、帽子にまで至っています。茎はやや区が送られ、鑢目は勝手下がり茎尻は浅い剣形。
<拵>
・拵は以前弊社がお作りした物(全誂)です。金具は時代の金具で縁頭は赤銅地庭園の図、柄は親粒が付き巻き鮫、目貫は素銅の竹虎です。柄巻きは表革の黒で諸捻り巻き、鍔は鉄地の透かしですが模様は不明です。鞘塗りは黒の松皮塗りです。
<その他>
・元々白鞘には、無銘備前長船長義、伊集院家の所蔵品と言う事が書かれていたそうですが、保存審査前に消したそうです。ただ本刀は海部刀の中でも秀逸の出来で、拭い直せば見違えるでしょう。また区を送っているので茎が長くバランスが最高で、樋が無いですが居合に最高です。
<刀剣の状態>
研ぎ: 古研ぎで少し、くもっていますが、地刃は良く見えます。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。
品番 01-1047
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 71.4cm |
反りCurvature | 2.0cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 30.3mm | 先幅Width at the top | 20.5mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 8.0mm | 先重Thickness at the top | 5.5mm |
重量Weight | 刀身:750g、抜き身:990g | 時代Period | 室町後期 |
銘文Signature and Date | 無銘 | ||
登録Registration Code | 昭和34年2月12日 群馬県第13352号 |